暇な男子大学生はこれを読め!
この記事を書いているのが2018年2月初旬。
学期末テスト期間が終り、大学生には長ーい長ーい夏休みの到来ですね。
学生で時間があるときに本を読むことって可能性を大きくひろげることができると思うのです。
そこで、今回は長ーい春休みを迎えて暇な男子大学生におすすめな本を紹介していきたいと思います。
なぜ、対象を男子大学生のみにしたか…?
(以下、私の暗い話がすこし続きます…)
私は、大学に4年間通い、大学院修士課程でプラス2年間通いました。
大学での4年間は思い描いていた大学生活とは違い、彼女もできずとても暗ーい毎日でした。
(一人の時間は充実してました。が、世間一般で言われている「リア充」的生活とは無縁。。
そんななか、大学院進学というモラトリアム延長の機会を得て、
「これは今のうちになんとかしなきゃいかん!」
ということで、自己啓発本やら話がうまくなる本やらを読み漁り・・
院での研究活動の傍ら、自分の暗い性格といわゆる「コミュ障」を矯正してきました。
そのおかげか、大学院生になってからのほうが大学生らしく楽しく過ごすことができ、
ちょっとだけ「コミュ障」も改善され就活も満足行く結果が得られました。
そこで、性格を明るくしたい、話上手になりたい、モテたい(?)と思う男子大学生に向けて私が参考になった本を紹介してみたいと思います。
私のようにたまーに本は読もうとは思うけど、そこまで活字は得意じゃないという人でも読みやすい本を選んでみました。
それでは、いってみましょう。
自己啓発に興味が沸いたらこれを読め!
大学生になって、「自分を変えたい!」。
そう思い始めた人はたくさんいると思います。
そこで、読んでみようと思うのが自己啓発本。
世の中にはたくさん自己啓発本はたくさんありますが、読み始めるのに敷居が高い…。
そんな人に、おすすめしたいのがこの「夢をかなえるゾウ」。
ダメダメな僕のもとに突然現れた、ゾウの姿をしてなぜか関西弁で話す、とてつもなくうさん臭い神様“ガネーシャ”。聞けば、ナポレオン、孔子、ニュートン、最近ではビル・ゲイツまで、歴史上のキーパーソンは自分が導いたという…。しかし、その教えは「靴をみがく」とか「コンビニで募金する」とか地味なものばかり。こんなんで僕は成功できるの!?TVドラマ化、アニメ化、舞台化された、ベスト&ロングセラー。過去の偉人の具体例から導き出される、誰にでもできる超実践的な成功習慣を小説に織り込んだ、笑って、泣けて、タメになる、まったく新しいエンターテインメント小説。
はっきり言ってしまえば、この本に書かれている内容は既存の自己啓発本と大差がありませんw
しかし、小説形式で書かれており、ガネーシャ(←インドの象の神様)の関西弁での語り口が非常に面白いのです。
そのため、読み物としてもおもしろく、本に書かれていることを自分も、試してみようかなという気持ちにさせられます。
「自分を変えたい!」
そう思って自己啓発本を読んでみようかなー、でも難しそうだなー
と思っている方!
この本は良い意味でそういう敷居の高さがないのでおすすめです!
僕自身、読み返すことが何度かあります。
話ベタを克服したけりゃこれを読め!
「話のおもしろい人」は、相手によってカメレオンのように言うことを変え、女のネイルをチェックし、おみやげにガリガリ君をもっていく。「話のつまらない人」は、『半沢直樹』のように自分を押し通し、女のメールをチェックし、おみやげに高級アイスをもっていく。さて、そのワケとは...。
やはり、異性にモテるためにも、就職活動をうまくすすめるためにも、話が上手になりたい!と書店で手に取ったのがこの一冊。
一番印象的だったのが、「自分をちゃんと持て」と言われている昨今ですが、この本では「話す相手によって自分のキャラクターを使い分けろ」「みんなが笑ったら自分も笑う、悩んだら一緒に悩む」と書かれていることです。
そのほかにも、「こういう調子の良い人いるよね~」なんて思ってしまう「話の面白い人の法則」がたくさん書かれています。
そんな感じで個人的にはすべてに共感をできるわけではなかったのですが、社会をうまく生き抜いていくうえで参考になりそうなことが書かれております。
約200ページを2時間ほどで読み切れました。
モテたかったこれを読め!
これは内容が内容だけに紹介しようか迷ったものですが…笑
漫画化、ドラマ化もされているので
恋愛工学を知れば知るほど、そして、実際にたくさんの女の行動を目の当たりにすればするほど、世間に広まっている恋愛に関する常識は、すべて根本的に間違っていることを確信した。恋愛ドラマやJ-POPの歌詞、それに女の恋愛コラムニストがご親切にも、こうしたら女の子にモテますよ、と僕たちに教えてくれることの反対をするのが大体において正しかった。
私個人の話になりますが、好きになった女性に優しくすることで親しい関係になろうとするも恋人にはなれず…この本の主人公である渡辺君と同様のことをしていました。
また、周りの友人には彼女に尽くしてあげているのに、浮気をされてしまった奴がいたり…
(これらの行為をこの本では「非モテコミット」や「フレンドシップ戦略」と呼ぶそうです)
そんな「非モテ」な渡辺君を心理学等をベースにした「恋愛工学」を使ってナンパを繰り返しモテ男になっていくというストーリー。
結局は、モテるやつがモテる
この本を読んでいて一番印象に残ったことはこれです。
この本の中で、3つの水槽に入れられたグッピーの実験が紹介されています。
どんな内容かは本を読んで確かめていただきたいのですが、グッピーの世界でもモテるやつがモテるそうです。
はっきり言って、渡辺君が恋愛工学を習得しながら多くの女性をナンパをしていくストーリなので、女性蔑視な表現もあり読み進めるうえで不快な思いをする方もいるかもしれません。
しかし、私自身が読んでいて「恋愛ドラマやJ-POPの歌詞、それに女の恋愛コラムニストがご親切にも、こうしたら女の子にモテますよ、と僕たちに教えてくれることの反対をするのが大体において正しかった。」というのに同意できようになったのもまた事実。
世の中には…
「モテる人」「モテない人」「モテたい人」
がいますが
「モテ」に興味を持つ大学生には参考になる部分があると思うのでぜひ読んでもらいたいと思います。
「モテたい人」だけでなく、今恋人がいる男子の場合も。
彼女を飽きさせないために、彼女に近づいてくるナンパ男に気をつけるためにも
この本を読んでいくことをおすすめしたいと思いますw
私も大学1、2年の頃この本に出会いたかったです。
また、小説としてオチも秀逸です。
あ、
この本を読んでナンパをするようになったかって?
それは秘密ですww
(おまけ)この本を薦めてくる人には注意しろ!
大学生はマルチビジネス、ネットワークビジネスに勧誘されることがあります。。
べつに、それ自体を否定するわけではありませんが結局は大元が儲かるという仕組み。
私の周りでも一時期そういったものの勧誘が流行っており、
この本を薦められたらマルチの勧誘だから注意しておけと言われたのがこちら。
本書は、金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金について子供たちに何を教えたらいいかを教えてくれる。
本自体は悪いものではなく、これも大学生のうちに読んでおくべき本だと私は考えます。
教養として、話のネタとして得られるものはたくさんあると思います。
内容を一言でいうとは、労働収入だけでなく資産運用でお金を稼がないとお金持ちになれませんよーってことが書かれているものですね。
では、具体的にどうすればお金持ちになれるのか?
ということは書かれておらず、いわゆるHow to本ではないです。
ある種、哲学本とも言えるかもしれません。
この本を使ったマルチビジネスの勧誘についての記事がありましたので紹介させていただきます。
【まとめ】
自分が大学生時代に読んで印象に残った本、ためになった本、大学生時代にもっと早く読んでおきたかった本の中から
性格が明るくなりたい、話上手になりたい、モテたい!
そんな男子大学生に的をしぼり、おすすめの本を紹介してきました。
これらの本に書かれていることがすべて正しく、自分の成長に役立つとは限りません。
時間のある大学生のうちに、たくさん本を読み、自分に必要な情報を"取捨選択"する力をつけていってもらいたいと思います。